[I. 2] 心がなんか変…憂鬱感
誰しも人生のなかでさまざまな喜怒哀楽を経験することでしょう。私たちは社会のなかにあって,心配になったり不安になったり,ついつい物事を悲観的に捉えてしまうといったことは避けて通れません。
例えば,会社員のAさん。昇進試験も控え,寝ても覚めても営業の業績のことばかりを考えていたそうです。同期の活躍もうとましく感じられたとか。同じくBさんは,中間管理職にあって,上司からのプレッシャーや部下からの突き上げで不安の毎日で,トイレでふと鏡を見上げると無意識に心配な顔つきをしていたといいます。
主婦のCさんは,家事のやり繰りや,住宅ローンの算段で将来を悲観的に捉えがちでいたそうです。一方で,お子さんが結婚して家を出て行ったので,心にぽっかり穴が開いたような無気力感に囚われるようになったとか。同じくDさんは,家に閉じこもって,家事・育児に追われる日々の過程で、「一体,わたしは外に出て何が出来るのかしら」と悩むようになったそうです。学生のEさんは,受験勉強中は試験に落ちたときのことばかりを考え込んでしまい,いてもたってもいられなかったとか。さらに,女子高生のFさん,男子大学生のGさんは,失恋の悩みで日々キリッとしない生活を続けているとか。年金生活にあるHさんは,余生の不安ばかりを感じるようになったそうです。また,孫が一人暮らしをするようになってえもいわれぬ寂しさを感じるようになったとか。
このような例は、挙げ出したらキリがありませんが、上記の例に該当する方も少なからずいらっしゃることでしょう。このような「症状」(と書きますがあまり重く考えないでください。)が
二週間以上続いているという方は,
[II. 3]をご覧ください。
また,同様の症状が二年の間に頻繁に起こったという方は,
[II. 4]も併せてご参照ください。